40代、謎の不調の正体
40代になって、
「なんだかずっと調子が悪い…」
なんて感じている方は多いのではないでしょうか?
病院に行っても
「自律神経の不調ですね」
「ストレスが原因ですね、少し休んでください」
と言われるだけで、根本的な解決にはなかなか繋がらず、明確な不調の原因も話からず悶々としていませんでしょうか?
40代になって急に襲ってくるこの謎の不調の正体は、はっきり言って
体力不足
です。
これには40代という年代が大きく関わっています。
更年期だけじゃない。40代を襲う様々なトラブル
ではなぜ40代は体力の不足に悩まされるのでしょうか?
加齢でしょうか?
確かにそれもありますが、それだけではありません。
40代になると、働いている方はそれなりの立場にある事も増えてきますし、子供がいれば学校に通っているはずです。
そうなると、仕事のストレスも大きくなります。
30代までの仕事の責任とは違った、管理職ならではの板挟みのような苦悩に悩まされるわけです。
また子供が学校に通い始めると、自分の子供がいじめられた、いじめた、周りに馴染めていない、発育が遅いのではないか?等々様々なことに悩まされる事も増えてきます。
これらのトラブルに共通することは
・自分の努力だけで解決することができない
というところにあります。
若い頃に悩まされるストレスは、自分で努力して行動すれば解決することができましたし、無視することもできました。
しかし40代になって降りかかってくるトラブルは、自分の行動や努力ではどうすることもできない環境の変化によるトラブルが増えてきます。
会社の経営不振、親の離婚や死別、兄弟親戚の不幸やトラブル、子供の学校でのトラブルや子供の特性による事実の発覚等々…
自分の行動によって解決することができるトラブルは、解決の糸口が見えやすいですが、環境の変化によるトラブルは自分だけの力では解決しようがありません。
ですから、ストレスが常にかかり続ける状態になってしまうのです。
それだけでなく、自分自身の加齢による体力の低下も相まって、ストレス耐性自体が弱まってしまっているのです。
ストレスに耐えるには体を強くする事が最も簡単で最も早道だ!
ではそのどうしようもないストレスに耐えるにはどうすればいいのでしょうか?
答えはタイトルにもありますが、自分自身の体力をつけるしか方法はありません。
東洋医学の考え方で「心身一如(しんしんいちにょ)」というものがあります。
これは、「精神は肉体によって支えられる。肉体は精神によって支配される」というものです。
簡単にいうと「健全な精神は健全な肉体に宿る」です。
環境によるストレスは、自分の努力や行動ではどうする事もできません。それならば自分自身を強くしてそれらに耐えられる体力をつけるしかないのです。
簡潔にいうと筋トレとジョギングです。
こんなことを言うと
「脳筋的発想だ」
と言われますが、これが最も効果的で最も最短の方法だとこれまでの経験から断言できます。
何かを食べたり飲んだり、体内に何かを摂取する類のストレス発散や健康法は、絶対に良くありません。内臓に負担をかけて余計に体力低下を招くだけです。
さらにいうならば、自宅でのトレーニングも推奨しません。自宅でコツコツトレーニングできるような鋼のメンタルの持ち主はそもそもこの種の悩みに煩わされません。
自宅でトレーニングを継続させることは、ジムに通うことを継続させることの数倍も大変なことです。
普通の人は絶対にできませんので、お勧めしません。
普通の人はもうジムに通う、一択です。
ジムに通って筋トレのマシンに頼りましょう。無駄なく、効率的に、最短で効果を感じる事ができます。
もしくはジョギングです。
少しきつめのペースで、10分程度でも構いません。ここで大切なのは、心拍数を上げる事です。
よくウォーキングではダメか?と聞かれますが、ダメです。
心拍数を上げるようなしっかりとしたペースならばいいかもしれませんが、大体の人はウォーキングではなく散歩になってしまっています。
散歩とウォーキングは似て非なるものです。心拍数の上昇がないウォーキングはただの散歩です。時間の浪費とも言えます。
一時的なストレス解消のための散歩ならば問題ないかもしれませんが、今問題にしているのは永続的にストレスに耐えられる体づくりです。
ウォーキングするくらいなら、たとえ10分でもジョギングしたほうがいいです。
「スロージョギング」で検索して見てください。
とても良いジョギング方法が解説されています。
言い訳はいくらでも見つかる。今後を見据えるなら行動するしかない!
やりたくない言い訳は本当にたくさん出てきます。
忙しい、時間が取れない、そもそも疲れて動けない等々…
わかります。疲れているのに、まだ運動しなければならないのか!
怒りの声が聞こえてくるようです、
しかし、心を鬼にしていうと、「やるしかありません」と答えます。
しんどいのは最初だけです。
1ヶ月で体は慣れます。慣れれば気づくはずです。
「あれ?ちょっと体元気じゃない?」
と。
嘘ではありません。
人間の体は元来頑丈です。1ヶ月頑張れば目に見えて元気になります。
疲れて避けていた行動も、率先してできるようになります。
運動は毎日でなくて構いません。1週間に一度でも構いません。
効果を実感すれば、不思議とトレーニングの回数と時間は伸びてきます。
まずは一歩踏み出すことが大切です。
40代は疲れさえ克服すれば、楽しい時期なのです。
更年期も体力がつけばそこまで苦しむこともなくなります。
何よりトレーニングによって、自分を見つめ自分と語らうことができるようになるので、新たな自分を発見する機会にすらなります。
頑張りましょう!
やるしかないのです。
この記事に目が止まったという時点で、「なんとか現状を変えたい」という気持ちが強かったのでしょう。
後は行動するのみです。
ここまでこの記事を読んでいただいた時点で、変革は成功したようなものです。
行動によって、自分を変化させましょう!応援しています。
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