40代男性の「もう疲れた」を解消|スクナビコナ鍼灸院奈良学園前が教える心のケア

テキスト
テキスト

過剰なストレスにさらされている40代男性

40代の男性はいわゆる「氷河期世代」に該当し、本当に過大なストレスを受けています。

私も氷河期世代で、大学生の時に同級生が就職活動に苦労していたのを見ていました。

ゼミで仲の良かった友達は、卒業後日本全国津々浦々に配属され、ほとんど会うことはありません。

私が大阪府警察に就職したばかりの頃は、団塊Jr.世代が現役バリバリの頃で、それはもう筆舌にし難い仕打ちを受けてきました。おそらく同年代の人たちは皆同じだと思います。

そして自分たちが当時の鬼上司たちと同じ世代になった現在、「パワハラ」という言葉が一世風靡し、
何をしても「パワハラ」。注意しても「パワハラ」。困難な仕事を任せても「パワハラ」。
下の顔色を伺いながら、仕事を「やっていただく」ことが正義かのような社会になっています。

上からは叩かれ、下からは突かれが今の40代です。本当にストレスが膨大です。

「弱音を吐くな」と教育された代償

僕ら40代が子供の頃

また厄介なのが、我々が子供の頃は、親から
「男なら弱音を吐くな」
「男が言い訳するな」
と三度の飯より腹一杯になるくらい刷り込まれました。

仕事においても、自分に責任がないどころか、自分は一切関わっていない業務について叱責され
「いや、この件に自分は関わっていませんが」
と言おうものなら、
「言い訳するな!」
という理不尽極まりない罵詈雑言を向けられたこともあるのではないでしょうか?

それでも弱音は吐かない、いや、弱音を「吐けない」が正しいでしょうか。

子供の頃から繰り返し刷り込まれてきた習慣は、大人になって変わることはないでしょう。

今の40代は弱音を吐かないというより、「吐き出す方法がわからない」というのが正しいかもしれません。

言語化することができないため、お酒に走ったりギャンブルに走ったりというの多いのかもしれません。

パチンコ好きが多いのも、今の40代が最後の世代ではないでしょうか?

また、自己啓発本やビジネス書などを執筆している成功者たちの禁欲的な生活を知り
「自分なんて…」
と自信を失くしたりしていませんでしょうか?私だけでしょうか?

男は背中で泣けという呪い

スクナビコナ鍼灸院奈良学園前に来られる40代の男性の方たちは、みなさん心底疲労のどん底にいるようなお顔をされています。

それでも、施術中の会話でも前向きな会話を心がけてらっしゃいます。

しかし、来院回数が増え、少しずつ信頼関係が構築されていくと
「もうしんどい」
「結婚して子供もできた。家も買った。車もある。夫婦仲も悪くない。もう何も希望がない」
「もう何年も気力がない。朝起きて「今日も同じことの繰り返しかと思うと死にたくなる」」
「薬を飲まないと眠れない。常に何かの薬を飲んでいて、薬でお腹いっぱいになる」
等、心のうちを見せてくれます。

鍼灸師は心の内を明かすのにちょうど良い相手

心の内側というのは、本当に親しいと明かせないものです。

夫婦であるからこそ明かせないこともあります。

そういう時に鍼灸師という相手はちょうど良いのだと思います。

施術室で一対一で、施術中はうつ伏せで目を合わせることもない。
自分の弱音が外部に漏れることもない。
鍼灸師は説教もしてこない。
否定もしない。
馬鹿にしない。
ただただ話を聞くだけ。
です。

これは我々鍼灸師に話しているようで、自分の心の毒を言語化しているのです。

なんとなくモヤモヤしているが「弱音を吐けない」ため、言語化せず毒の霧となってしまったものを、排泄するためのプロセスです。

これも鍼灸治療の大切な役目です。

表情が変われば心も変わる

心の毒を排泄するだけで、気持ちは楽になります。

その後に、美容鍼を施術すると本当に効果が出やすいです。

40代以降の男性の顔は
・しかめっつら
・無気力顔
・目尻さがり、口角下がり
等々、暗い印象を受けることが多いです。

脳は表情で心のあり方を決めるので、このような表情で明るい気持ちになどなれるはずがありません。
↓↓表情と心の関係についてはこちらをご覧ください↓↓

関連記事

自律神経と鍼の関係 概説 昔から「鍼灸治療は神経との戦い」と言われてきました。 「経絡の流れは神経の流れである」と主張する研究者もいるくらいです。 真意のほどはさておき、鍼治療はなぜ自律神経に影響するのでしょうか? 考[…]

美容鍼 スクナビコナ鍼灸院

美容鍼をすれば表情が柔和になります。

表情が和らげば心にもゆとりができてきます。

すると、新しくやりたい事や、試してみたいことを考える余裕が生まれてくるでしょう。

終わりに

いかがだったでしょうか?

世の苦しんでいる男性に少しでも届けば幸いです。

またこのような症状で苦しんでおられる方をパートナーに持つ方も、一度「鍼灸院行ってみたら?」と背中を押してあげてください。

自分からはなかなか踏み出せないものです。

信頼している奥様から言われれば「しゃあないなぁ」なんて言いながら、内心ウキウキしているはずです。

男は面倒臭い生き物なのです。


 

当院のご案内


院名 スクナビコナ鍼灸院 奈良学園前
所在地 〒631-0022
奈良市鶴舞西町20201207−22FUN2階
TELL 070-8404-5297
受付時間 10:00〜22:00
お休み 不定休
診療項目 はり/灸/美容鍼
駐車場 有り(1台)
アクセス 近鉄学園前駅から徒歩10分
院の内観 内観写真はこちら
LINE連絡 公式LINEで相談する
WEBご予約 Webで予約する

 

MAP