40代になると、若い頃とは違う悩みが増えてきます。
仕事では責任が重くなり、収入や将来の生活も気になる。
体力の衰えを感じたり、親の年齢を意識したり、自分のこれからについて考える時間も増えてきます。
けれど、こうした悩みを普段から口にしている人は、意外と少ないのではないでしょうか。
職場ではいつも通りに仕事をこなし、家に帰れば家族との生活がある。
周囲からは順調に暮らしているように見えても、心の中では誰にも話していない不安を抱えていることがあります。
40代の悩みは、人それぞれ違う
お金のことが気になる人もいれば、仕事にやりがいを感じられなくなった人もいるでしょう。
今の収入で将来の生活を維持できるのか。
定年まで今の仕事を続けられるのか。
以前より疲れやすくなった自分を、どう受け止めればよいのか。
親の介護が現実味を帯びてきた人もいれば、子どもの成長や独立をきっかけに、自分の人生を考え直す人もいます。
悩みの内容では、老後の生活設計、自分の健康、今後の収入や資産の見通しなどが上位に挙がっています。
特に、現在の収入や資産への不安は40代を含む幅広い年代で見られました。
もちろん、40代の全員が同じ悩みを抱えているわけではありません。それでも、将来のお金や健康、自分の暮らしについて不安を感じることは、決して珍しいことではないのです。
悩んでいることを、人には見せない
40代になると、周囲から頼られる場面も増えてきます。
職場では後輩や部下を支え、家庭では親や子どものことを考える。
自分がしっかりしなければ、と気を張っている人もいるでしょう。
そんな立場にいると、弱音を吐くことに抵抗を感じる場合があります。
家族に心配をかけたくない。仕事仲間には頼りないと思われたくない。
友人に話しても、結局は自分で解決するしかない。
そう考えているうちに、悩みを誰にも話さないことが当たり前になってしまうこともあります。
40〜50代の男性を対象にした調査では、悩みへの対処として「一人で我慢する」と答えた人が40.2%いました。
また、安心して本音を話せる居場所が「どこにもない」と答えた人も33.0%にのぼっています。
これは男性に限った調査ですが、悩みを抱えていても、気軽に話せる相手がいるとは限らないことがうかがえます。
悩みがあることは、弱さではない
悩みを抱えていると、自分だけがうまくいっていないように感じることがあります。
同年代の人が仕事で活躍している。家族と楽しそうに過ごしている。趣味や旅行を満喫している。
そんな姿を見て、自分は何をしているのだろうと落ち込むこともあるかもしれません。
けれど、外から見える姿だけで、その人の生活のすべてがわかるわけではありません。
誰にでも、簡単には話せない事情や、すぐには答えの出ない問題があります。悩みがあるからといって、人生がうまくいっていないとは限りません。
大切なのは、悩みを抱えない人になることではなく、抱えている気持ちを無理に押し込めないことではないでしょうか。
すぐに解決できない問題でも、何が不安なのか、何に疲れているのかを言葉にするだけで、自分の気持ちを整理するきっかけになることがあります。
誰にも話せない気持ちを、言葉にしてみる
身近な人に話せるなら、それも一つの方法です。
ただ、家族や友人だからこそ話しにくいこともあります。相手に心配をかけたくなかったり、意見やアドバイスをもらう前に、まずは自分の気持ちを整理したかったりすることもあるでしょう。
そんなときは、利害関係のない第三者に話を聞いてもらう方法もあります。
オンラインカウンセリング「Kimochi」
では、公認心理師などの資格要件を確認したうえで、心理の専門家に相談することができます。自宅から利用できるため、対面で相談することに抵抗がある人にとっても、選択肢の一つになります。
もちろん、話をしたからといって、すべての悩みがすぐに解決するわけではありません。それでも、自分の気持ちを言葉にし、考えを整理する時間を持つことには意味があります。
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40代は、何もかもを自分ひとりで抱えなければならない年代ではありません。
お金のこと、仕事のこと、健康のこと、これからの人生のこと。悩みの種類は違っても、迷ったり、不安になったりするのは自然なことです。
周囲の人が順調そうに見える日も、自分だけが取り残されたように感じる日もあるでしょう。
そんなときは、「自分だけが悩んでいる」と思い込まなくてもいいのです。
すぐに答えを出せなくてもいい。誰かに話してみてもいい。
これからの人生を少しでも自分らしく過ごすために、まずは自分の気持ちを置き去りにしないことから始めてみませんか。
