鍼灸師×行政書士×元警察官という経歴が生かされた出来事。

鍼灸治療は身体だけでなく、患者の心にも触れる瞬間がある

日々、患者さんの体に触れ施術をしていると、気が緩むのか心身を硬直させる「精神の疲労」の原因ともいうべき
本当の悩み
というものを吐露されることが少なくありません。

職場の人間関係、友人関係、子供のことなどです。

先日、ある患者さんが
「子供がいじめを受けている」
と吐露されました。

「相手を訴えて大ごとにしたいわけではない。ただ、学校にもう少し親身に対応してほしいだけ。なのに、学校の動きが鈍くて……」

とのことでした。

この「どこにもぶつけていいかわからない焦燥感」は、確実に親御さんの自律神経を疲弊させ、不眠や過緊張を引き起こします。

私は鍼を打ちながら、元警察官として、そして行政書士としての知見を交え、あるアドバイスをしました。

1. なぜ学校は「動かない」のか

警察組織にいた経験から言えるのは、組織というものは「客観的な事実」と「緊急性」が可視化されない限り、優先順位を上げにくいという性質があります。

学校側も悪意があるわけではなく、日々多くの案件を抱える中で、「どの程度の深刻さなのか」を正確に把握できていないケースが多いのです。

「ひどいんです」「なんとかしてください」という感情的な訴えだけでは、担任の先生が管理職を動かすための「材料」が不足してしまいます。

過去の警察経験からの推測ですが、学校の先生がいじめを隠そうとしていると感じたことはありません。
現場の先生たちは、いつも真剣に生徒に向き合っているように感じます。

ただ、学校も行政組織なので、警察に似た組織構造で、批判を嫌う体質はあるだろうなと推測します。
「大々的にいじめ調査をすれば世間が騒ぐかもしれない。そうなる前になんとか穏便に..」
と管理職の人が思うことはあるのかもしれません。

これが「動きが遅い」と言われる原因の一つだと思います。

2. 「法的な視点」で伝える、学校への働きかけ

行政書士は、行政(学校や教育委員会も含む)に対して適切に意思を伝える書類作成のプロです。

裁判で争うためではなく、
「現状を正しく認識してもらう」
ために、以下のステップを提案しました。

  • 「被害メモ」の作成: いつ、どこで、誰に、何をされたか。子供の言葉をそのまま記録します。これは感情論ではなく「事実の集積」としての証拠になります。

  • 「要望書」という形をとる: 口頭での相談は、残念ながら「言った・言わない」の議論になりがちです。行政書士の視点からは、解決してほしいポイントを箇条書きにした書面(要望書)を持参することをお勧めします。 「学校を責めるため」ではなく、「共通の目的(子供の安全)のために、学校と協力体制を築くための資料」として提示するのです。

3. ストレスの根本解決と、自律神経の回復

このアドバイスを受けた患者さんは、後日「学校側の対応が劇的に変わった」と報告してくださいました。

書面という「形」があることで、学校側も組織として動かざるを得なくなり、結果として迅速な調査と対応が始まったのです。

いじめ問題において、親が最も苦しむのは「無力感」です。

「自分が動いても何も変わらない」という絶望が、脳を過緊張状態にさせ、体を蝕みます。

今回、適切な「伝え方」を知ることで、状況が動き出しました。

状況が変われば、脳は「安全だ」と認識し、ようやく副交感神経が働き始めます。

私の鍼治療も、そこからが本領発揮です。

自分の経験が誰かの助けになることもある

いじめの問題は、教育現場の問題であると同時に、法的な権利の問題であり、そして「家族の健康問題」にもつながってきます。

当院は、単に肩こりや腰痛を治す場所ではありません。

元警察官として「守るべきライン」を知り、行政書士として「正当な伝え方」を熟知し、鍼灸師として「疲弊した心身」を癒やす。

この三位一体のアプローチで、あなたの日常を取り戻すお手伝いができます。

もし、お子さんのことで悩んでいるのなら、一度相談だけでもお越しください。

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当院のご案内


院名スクナビコナ鍼灸院 奈良学園前
所在地〒631-0022
奈良市鶴舞西町2−22FUN2F
TELL070-8404-5297
受付時間10:00〜22:00
休診日不定休
診療項目はり/灸/美容鍼
駐車場有り(1台)
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