気味ワルがられたボクの観察癖が東洋医学の「望診」になるまで

ボクはよく人をジロジロと観察する癖があります。

この話をすると
「やっぱり警察官の時の癖が残ってるんですね」
と言われますが、実は違うんです。

ボクのこの「観察癖」は生まれた時からのものです。

ボクは子供の頃からジーッと人を目で追い続けるような癖がありました。

母からは
「気持ち悪い」
とよく言われましたwww

その癖のおかげかどうかわかりませんが、人の顔を自分の中でタイプ分けでき、ある程度の性格を予測することができます。

これは感覚的なものなのでうまく言語化できませんが、攻撃的な人、野心的な人、人をダマす嘘を日常会話のように使う人、等々をざっくりと大枠で判断しています。

ここで気づかれた方もおられるかも知れませんが、ボクの人間観察は「人のマイナス面」を捉えています。

やさしい人、慈愛に満ちている人、努力家な人、天才な人、というポジティブな面には反応しません。

これがなぜかはわかりませんが、ボクの警戒心の強い性格のためかもしれません。

また、ちょっとした行動の異変にもすぐに気がつきます。

警察官をしている時も、周囲との動きの違いから薬物使用者を見つけたりするのは得意でした。

今でも定期的に来院していただく患者さんが階段を登る姿から膝痛を言い当てあり、
新規の患者さんの筋肉の緊張から性格や不調部位を言い当てたりして
「先生怖いわ…」
と言われることがあります。

これは東洋医学では望診（ぼうしん）と言われています。

人のあらゆる特徴から不調を診断する方法ですが、
鍼灸師になって初めてボクの観察癖が役に立っているんだなぁと感慨深いです。

この癖、もっと言語化できるようになったら面白いなぁと思っているのですが、なかなか難しいです。

今後うまく言葉にできたら、少しずつ記事にしていきたいと思います。

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