マッサージで治らない肩こりの原因。「揉む」と「鍼」の決定的な違いとは?|スクナビコナ鍼灸院奈良学園前

「マッサージに行ったその日はいいけど翌日には戻ってしまう」
「強押ししてもらわないと効いた気がしない…」
とお困りではありませんか?

実は、「揉む(マッサージ)」と「鍼(はり)」は、筋肉に対する作用の仕方が全く違います。
どちらが良い・悪いではなく、「届く深さ」と「メカニズム」が違うのです。

この記事では「揉む」と「鍼」は筋肉に対してどういった効果の違いがあるのかについて説明しています。

「揉む」とは筋肉に対する直接的なストレッチ

「揉む」というのは、いわゆる「マッサージ」や「指圧」とほぼ同じものと考えていただいて構いません。

体表から指や手のひらを使って筋肉を押す行為を指しています。

これがどのように筋肉に作用しているかというと、単純に説明すると
”筋肉に対する局所的なストレッチ”
です。

※マッサージや指圧は、厳格な定義を論じると違うものですが、ここでは一般的なイメージとしての「揉み・マッサージ・指圧」を指しています。

「ストレッチ」と「揉む」の違い

通常イメージする”ストレッチ”は、腕や脚の関節を動かして、関節自体と接続する筋肉を引き伸ばします。

この際に伸長されているのは、筋肉というよりも筋肉が骨に接合されている”腱”であることが多いのです。

”腱”自体は非常に硬い組織で構成されているのでほとんど伸びませんが、腱付近の筋肉から徐々に伸ばされていき、ようやく筋肉の中央部が伸長されています。

この際に筋肉の伸長を感じ取った”腱”が、「このままでは筋肉がちぎれる!」と感じ取り、筋肉が切れないように、筋肉を弛緩させる、というメカニズムがストレッチです。

確かに、”筋肉全体に刺激が入る”ともいえますが、疲労や痛みの原因となっているポイントに確実に入るわけではなく、全体的にうっすらと刺激が入る、という点が「揉む」との違いとなります。

「揉む(マッサージ・指圧)」とは

マッサージや指圧は、指や手のひらを使って筋肉を押し込んでいく行為です。

ストレッチとの最大の違いは、指等を使って疲労や痛みの原因となっている筋肉のポイントを直接”刺激できる”ところです。

この”刺激”というのは、指等で筋肉を押し込み、局所的にストレッチをかけている、ということです。

すなわり、
・筋肉を全体的に満遍なく伸ばす=ストレッチ
・筋肉を局所的に伸ばす=「揉む」
というイメージです。

イメージで言うと
・輪ゴムを左右に引っ張るのがストレッチ
・右端と左端を固定した輪ゴムの真ん中部分を伸ばすのが「揉み・マッサージ」
です。

「揉む」や「指圧」をダイレクトストレッチと表現することもできます。

「ストレッチ」と「揉む」と「鍼」の違い

では、鍼はどう言った作用があるのでしょうか?

鍼は当然先端が尖っていますので、ストレッチや揉みのような、筋肉を伸長させる効果はありません。

ここに「鍼」の最大の特徴があるのですが、鍼は筋肉を覆う膜、「筋膜」にその先端を触れさせ、筋膜にある神経に直接刺激を加えるのです。

本来皮膚や体脂肪で守られている筋肉が、それらを突き抜けてきた鍼に直接触れられると、当然防御反応を取ります。

怪我をしたのと同じだからです。

筋膜に触れられたことを察した神経は、出血しないように瞬間的に強烈に筋肉を収縮させ止血を図ります。

しかし、上記で説明したように、筋肉が強烈に収縮すると、筋肉の両端にある”腱”が「このままでは筋肉が切れてしまう!」と反応し、筋肉の断裂を防ぐために筋肉を弛緩させます。

この反応を”ローカルツイッチング応答”と言います。
(※鍼をした瞬間に、ズン!と響くような感覚がこれにあたります)

ストレッチや揉みとの最大の違いは、
筋肉を伸ばして腱に反応させるのがストレッチ・揉み
筋肉に局所的な収縮を起こして腱を反応させるのが鍼
という点です。

鍼のメリット:指が届かない「深層」へ

鍼の最大の利点は、
深層にある筋肉に直接刺激を加えることができる
と言う点です。

「揉み」だと、深層に刺激を加えようとすると、そこに至るまでの何層もの筋肉を押し込まなければなりません。

そして、その層が厚くなるほど、深層への刺激は緩くなります。

束ねた紙を「くの字」に折り曲げたところを想像してください。

折り曲げた「谷」の部分は鋭角に曲がっていますね?

しかし、「山」の部分は曲がりが緩やかではないですか?

筋肉は何層もの繊維からできているので、深い部分へ刺激を入れようと思うと、指だとなかなか難しいと言うことがわかってもらえたかと思います。

深層に刺激を入れるために強く押す・揉む、というのも考えられますが、そうすると表層の筋肉に不要な負荷がかかってしまうのです。

これがいわゆる「揉み返し」と言われるものです。

揉み返しについてはこちらの記事に詳しく書いていますので、ご参照ください。

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鍼だと、確かに皮膚や筋肉を傷つけることになります。

しかし、鍼治療で使用している鍼は太さが0.16ミリという非常に細いものを使用しているので、出血することもほとんどありません。

表層の皮膚や筋肉への侵害は最小限でありながら、深層に直接刺激を加えられるというのが最大のメリットなのです。

当院は「揉み」と「鍼」のいいとこ取りです

「揉み」にも「鍼」にも良いところあれば悪いところもあります。

どちらが良くて、どちらが悪いというものではありません。

揉み(マッサージ): 広い範囲をリラックスさせ、心地よさを感じるのに最適。
鍼(はり): 頑固な深層のコリや、自律神経の調整に最適。

「揉み」と「鍼」の良い点を組み合わせ、悪いところをお互いが補い合う関係なのです。

スクナビコナ鍼灸院奈良学園前の治療は、この「揉み」と「鍼」を組み合わせたハイブリッドな施術を行います。

しっかりと体を揉んで筋肉と気持ちを緩め、最後に鍼で整える。
そうすることで、「マッサージの心地よさ」と「鍼の根本改善効果」の両方を感じていただけます。

揉みと鍼を組み合わせれば、気持ち良く長年苦しんだ不調から解放されることができます。

また、不調が再発する前にメンテナンスで利用していただくことで、不調のない体で日常を過ごすことが可能になります。

気持ちも前向きになりますし、積極的に新しいことにチャレンジしようという活力も湧いてきます。

なんだかドンヨリと疲れて活力が湧かないな、とお感じの方はぜひご相談ください。


当院のご案内


院名 スクナビコナ鍼灸院 奈良学園前
所在地 〒631-0022
奈良市鶴舞西町2−22FUN2階
TELL 070-8404-5297
受付時間 10:00〜22:00
休診日 不定休
診療項目 はり/灸/美容鍼
駐車場 有り(1台)
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